デザイン思考に基づいて行う、競わないハッカソンを開催しました

今回は、デザイン思考、インセプションデッキ、イノベーションカードを用いて進めました。
IoTを使用したアイデアを考えるグループとWebのアイデアを考えるグループの2グループができました。

アイスブレイク

同じ単語でも思い描くものは人それぞれ違うこと(多様性)を感じていただけるようなワークを行い、少し緊張をほぐしてリラックスしていただきました。

アイデア出しのワーク

付箋に関する知っ得情報を紹介したり、アイデアは質より量で出すことの理由を簡単にご説明しました。

アイデアについて

今回のアイデア出しは、いつも通りハラハラしましたが、最終的に良い進み具合になりました!どの参加者もアイデア出しに積極的だったおかげです。

笑顔のメンバー

アイデアの個人ワークの時間では自分の考えを出すことに集中してもらいました。そうすることで他の考えに引っ張られずにまずはアイデアを考えることができます。

作業中

作業中も笑顔溢れており、ペアプロをするなどコミュニケーションとって開発が進んでいました。

モニターに映したコードを2人で見ながら話している写真
作業の途中、付箋の前で話し合っている写真

運営側で用意したIoTを並べた写真です。どんなものを作れそうか確認していただいたり。(※このハッカソンではIoTの利用は必須ではありません)

IoTデバイスが並んでいる写真

他には、ハッカソンを進めるにあたってのコツをお伝えし、ハマりやすいところを回避し、より効率的に進むようなお手伝いをしました。

中間発表

途中、各グループでどんなアイデアが出ているのか共有タイムを設けました。

写真:中間発表の様子

発表

1つはIoTチーム、もう1つはWebチームの2グループによる発表です。
チーム名やサービス名、どんな価値を提供するものなのか、苦労したポイントなどを発表いただきました。

1 チーム IoT

なかなかアイデアがまとまらず、付箋を何度も見返すなど行い、お昼に一気に進んだグループです。
ハッカソン初めてなメンバーが多い中、新しいことにも意欲的な印象でした!

作ったものは「Shared TB」

お昼は決まった場所で、決まったメニュー、コンビニ弁当という方は多いかと思います。
たまには違ったメニューを食べたり、社員の方とランダムマッチをしたい!
そんな要望を叶えるサービスです。

サブスクリプションの定額サービスを提案。
ラズパイを使ってQRコードを認識できるようにしたので、入店時の煩わしさを解決!
定額サービスなのでいちいちお金を払う必要もありません。
リーズナブルな金額設定でランダムで食事相手をマッチングするなど社内コミュニケーションの向上にオススメのサービスです。

苦労したことと感想

  • とにかく間に合わない状態でごり押しした
  • 複数人で開発は大変だった
  • 細かく分散しているものを結合で動くのか不安だったけど動いてよかった
発表写真
写真:QRコードをデバイスで読み込む様子

2 チームぬるぽ

アイデアの量が多く、話の流れも爆速でした。ハッカソン熟練のにおいをひしひしと感じましたが、人それぞれ苦戦するところは多少あったようです。
機能の話をしているとき、とても楽しそうな様子が印象的なグループでした。

作ったもの「Hokatoo! JAPAN」

保活は日本の大きな課題です。
さらに、保育園を比較検討できるサービスはないので探しづらいの現状。
それを解決するのがこのサービスです!

Hokatoo! JAPAN独自な部分として、園児の顔認証により笑顔を測定し、保育園ごとに笑顔の園児がどれくらいの割合いるかを測定する機能があります。

使ったものや意識したこと

  • Bootstrap 、Chart.jsを使うことでグラフやある程度の画面をスピーディーに作れた
  • 顔認識ライブラリはFace Recognitionを使った
  • 1時間半おきにGitlabでマージしたのが良かった

まとめ

今回、10名の参加者にお越しいただきWebチームとIoTチームができました。参加者はデザイナー、プログラマーの方々でプログラマーの中にはアプリエンジニア、SIer、Web系など様々でした。

アンケート結果、満足率100%、また参加したい率も100%でした。

  • 今年一番の思い出になりました。
  • 最初から最後まで安心して楽しめる、とても素敵なイベントでした!
  • アイデアの出し方などはとても学びが深くて、とても丁寧で楽しかったです。

など、嬉しい声をたくさんいただきました。ありがとうございました!

今回のアイデアのワークの進め方では、複雑なことは極力省いて「思ったことを書き出すこと」「共有すること」「話し合うこと」に集中できるように意識しました。
色々考えてはいたものの「もう少しこうしたかったなー」など反省点、改善点はたくさんあります。

このハッカソンは何度でも参加できますが、たまに参加して自分のスキルの度合い確認される方、頻繁に参加してどんどんレベルアップに力を入れる方などさまざまです。
ご参加いただいたみなさま、ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
またぜひご参加ください。